製材工程と商品管理


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原木から建築材へ

 山から出荷された優良材を市場で入札。
品質、大きさ(径級)で選別し製材工程にはいります。
 また、ニーズのあわせて、乾燥工程へと続きます。
 養生後、修正挽き加工及びモルダー加工を経て、商品化されます。
日野相互製材所では工程内の機械化が進み、早く、精度良く加工されています。

原木選別

CIMG0246.JPG「杉原木」・久万杉


 愛媛県中部に位置する久万林業地に育成された材木。40~60年生のもので、木質が細かく挽肌のツヤがよく、木目が緻密で樹心部と辺材部で木目の開きが少ないのが特徴です。

CIMG0244.JPG「桧原木」 愛媛県産桧


素材生産量、全国1位の愛媛県産ヒノキ(平成19年度)は木目の年輪幅が狭く、均一なのが特徴です。            

製 材

「皮剥ぎ工程」 ⇒「粗挽き工程」⇒「巾決め工程」⇒「小割工程」

CIMG0226.JPG「皮剥ぎ工程」


 リングバーカーにて原木の皮を剥ぎます。皮を剥ぐことにより、端材は良質なチップ(パルプ原料)として、使用されています。

hino20181001.png「粗挽き工程」


 原木の形状を瞬時に計測し最適な木取りで高速・高精度の無人製材を行います。スーパークリアシステムは、2台のツインバンドソーとワンウェイ式送材の構成で加工サイクルタイムを短縮した超高速製材システムです。

CIMG0257.JPG「巾決め工程」


CIMG0220.JPG「小割工程」


乾 燥

CIMG0262.JPG「過熱蒸気式乾燥機・Sドライ」


 木材をリグニン軟化温度以上の過熱蒸気で保持することにより、木材中の水分を蒸発させることを特徴とする、木材の熱処理乾燥方法で内部割れの少ない高性能完全乾燥材(杉柱含水率18%以下)を提供します。

CIMG0268.JPG「新芝設備製・SK式全自動高温木材乾燥機」


アルファーカット

CIMG0228.JPG「柱角修正挽き加工」


 アルファーカット」乾燥による製品の反りやねじれ、曲りを2枚のブレイクソーで切削することにより、効率的に修正。モルダー加工だけでは解消できない高い精度の直進と直角を実現します。

モルダー仕上げ

CIMG0241.JPG「モルダー仕上げ」


 「粗挽き工程」の材料を乾燥後、機械カンナを使用し、寸法を整えます。(主に造作用、下地用)

商品管理

CIMG0263.JPG「倉庫にて養生中」


人工乾燥後、倉庫にて養生いたします。

CIMG0249.JPG「天然乾燥中①」


ニーズにあわせて造作材、下地材の天然乾燥を行います。

CIMG0239.JPG「天然乾燥中②」


瀬戸内沿岸に立地している弊社では、天然乾燥にも最適です。

CIMG0266.JPG「含水率測定」


携帯型高周波木材水分計MOCO-2(日本住宅・木材技術センター認定機種)による測定を実施します。